COLUMN

コラム

WEBデザインとDTPデザインの違い②

今回は前回のコラムでお話させていただきました「WEBデザインとDTPデザインの違い」について、データ形式の違いなど詳細部分の違いについて紹介させていただきます。

◆色表現の違い

WEBデザインとDTPデザインでは色の表現方法が異なります。基本的にはWEBはRGB形式、DTPはCMYK形式で表現します。WEBデザインの方はディスプレイに映る色をそのまま表現できますが、DTPデザインの場合は、ディスプレイ上に映る色と実際に紙に印刷した色とで差が生じます。その為、DTPデザインでは色表現に注意して制作する必要があります。

◆ロゴデータの違い

WEBとDTPでは、使用するロゴデータにも注意する必要があります。DTPデザインでロゴデータを扱う際は、PNGデータが一般的かと思いますが、WEBの場合はSVGデータ(ベクターデータ)が推奨されています。PNGデータの場合、拡大すると画像が荒くなってしまいますが、SVGデータの場合は拡大した際も画像が綺麗に表示されます。WEBの場合はスマホ表示等で拡大して表示されることも想定して、出来るだけSVGデータで書き出しを行うことをおすすめします。

◆使用ソフトの違い

DTPデザインの場合、基本的な作業はイラストレーター(Illustrator)を使用して、写真の加工の際などにフォトショップ(Photoshop)を使用するケースが多いかと思います。WEBデザインの場合は逆で基本的な作業をフォトショップで行い、ロゴやイラストを作成する際にイラストレーターを使用するケースが一般的とされています。

以上、前回に続いてWEBデザインとDTPデザインの違いについてご紹介させていただきました。DTPデザイナーさんで、今後WEBデザイン制作を手掛ける機会があった際は、ぜひお役立ていただけたらと思います。

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