今回は、前回のコラムでお話させていただきました「ページの読み込み速度の重要性」について、速度改善方法の一部をご紹介させていただきます。

［読み込み速度の改善方法］

1）画像の最適化

ページの読み込み速度が遅い場合、画像の重さが原因となっていることが多くあります。

画像を最適化することで、表示速度を改善することができます。

最適化の方法としては、画像を軽量化する形でよいのですが単純に軽量化してしまうと画質が悪くなってしまうデメリットがある為、以前のコラムでも紹介しました画像の品質を保ったまま圧縮できる「WebP（ウェッピー）」の画像形式で最適を行うのがおすすめです。

2）Webフォント表示の最適化

Webフォントは、様々なデバイスでフォントの見た目を統一できるというメリットがあり、導入されているサイトが多くあります。その反面、Webフォントはページの容量を増加させてしまう点があり、ページの読み込み速度を遅くしてしまう要因にもなってしまいます。Webフォントを使用している場合は、最適化することで表示速度改善に繋がります。最適化の方法としては、使用するウエイト（フォント）だけを読み込むように記述を修正する方法がよく用いられています。

3）オフスクリーン画像の遅延読み込み

オフスクリーン画像の遅延読み込みとは、ページ内にある画像を一度に読み込まず、ブラウザに表示される画像だけ先に読み込ませる方法です。こちらの対策を行うことでも表示速度を改善することができます。

WordPressで構築したサイトではプラグインで導入することもできますが、その他のプラグインと競合して不具合が起きる可能性もありますので、導入の際は注意して行う必要があります。

以上、前回に続いて、WEBサイトの読み込み速度についてご紹介させていただきました。WEBサイトの表示速度が遅いと感じる場合には、ぜひ参考にしていただけたらと思います。